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自動ブレーキ車試乗で事故 書類送検へ7月11日 6時20分
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去年、埼玉県深谷市で開かれた車の試乗会で自動ブレーキ機能がついた乗用車がフェンスに衝突し、2人がけがをした事故で、警察は販売会社の担当者らが運転していた客にブレーキの仕組みを十分に説明しなかったことなどが事故の原因だったとして11日、客も含めて合わせて4人を書類送検する方針です。
去年11月、深谷市の駐車場で開かれた自動車販売会社の試乗会で、自動ブレーキ機能がついた乗用車が障害物に見立てたマットの前で止まらず、その先のフェンスに衝突し、運転していた客と助手席に乗っていた販売会社の従業員がけがをしました。
この自動ブレーキは時速30キロまでの低速で走行する際に作動するよう、メーカー側で設定されていましたが、警察が調べたところ、事故当時は30キロを超えていた可能性が高いことが分かりました。
さらに関係者から話を聞いた結果、販売会社がブレーキの仕組みを十分に説明していなかったほか、客のほうも理解が不十分なまま運転していたことが分かったということです。
このため警察は11日、販売会社の37歳の営業部長ら3人を業務上過失傷害の疑いで、また運転していた客を自動車運転過失傷害の疑いで、それぞれ、書類送検する方針です。
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