エルです。
しばらくぶりに脱塔後の経済再建の話を再開します。
今までは最も重要なマインドセットを中心にお話してきました。
今回は人との付き合い方についてお話します。
あなたが自営業、営業マンであれば今回の話はとても役立つと思います
また組織の中にいる人にも役立ちます。
今日お話することは簡単に言うと「ビジネスで成功するには人から好かれなければならない」という事実です。
お客様がいなければビジネスは成立しませんから、当たり前ですね。
しかし一般的に『JWは他人からあまり好かれない』という事実をあなたはご存じですか?
中にはとても煙たがられる人さえいます。
でも多くのJWはこの事実を認識していません。
もちろん気の良い人は多いんです。真面目ですし。
でも現状は「自分たちは正直で利他的で穏やかで真面目だから、他人から好かれている」と勘違いしていると私は考えています。
実は私もそうでした。だから今回は自戒の気持ちを込めて書いております。
では他人から好かれない理由を2つご説明します。
1.一般社会の礼儀作法を無視し、人から好かれるための努力をしていない。
一般社会では他人に好かれるためにだれもが一生懸命に努力をします。
外に出れば仲間意識などないので、努力をしなければ好意を持ってもらえません。
しかしJWは仲間内ではなんにもしなくてもクリスチャン愛で守られます。
さらに愛で覆われてきたために、叩かれて身につけるべき礼儀作法、話し方、お詫びの仕方などを知りません。
礼状をすぐに出すことやお詫びにすぐに行くこと、相手の気持を考えることなどは社会では必須ですがJW社会ではしなくてもあまり問題になりません。
そんな環境に長くいる人は、一般社会で努力している人に比べて大きく差がつけられてしまいます。
また年賀状をかわさないとか、お中元、お歳暮を出さない、その他の障害も人間関係を阻害してきました。
特に開拓者は掃除など一般社会での人間関係を必要としない仕事に就いていることが多いのでこの点で顕著です。
2.ものみの塔からの価値観しか持たず、相手に批判的になる傾向。
一般社会では法律に明らかに大きく違反しているか、自分自身に大きな迷惑がかからない限り、相手を批判しません。
相手を不快な気持ちにさせるからです。そしたら人間関係は壊れますね。
自分と相手の価値観が違っても法律内であれば、それを受け入れるのが一般社会です。
ところが組織はそんな一般社会を「何でも許容する」と激しく攻撃してきました。
そして長老は意に沿わない雰囲気の成員には助言と称して強く意見を言ってきました。
おのずと一般信者もそんな気配に対しては批判的になります。
その後遺症は脱塔してからも残ることがあります。(私も長く残りました。)
自分の価値観は口に出さなければ別に悪いことだと思いません。
ところがある元JWは自分と違う価値観を批判したりすることがあります。
それでは一般の人を意味なく傷つけてしまい、好意を持ってもらえなくなります。
(私は一般の人と同じ価値観を持つように、とお話しているのではなく、自分の価値観を押し付けない方が良い。と申し上げています。)
ですから脱党して経済再建を考えている人は、接する人の気持ちが良くなるような言動をすることをおすすめします。
相手に意見するのは自分自身に大きな迷惑がかかって来た時くらいでしょう。
法律の素人には「法律に明らかに大きく違反しているか」を判断することは難しいので、法律論で批判するのはおすすめしません。
どうしてもするなら法律家に前もって確認しないと恥ずかしい結果になるかもしれません。
私もこのブログでは読んでくださる方に好意を持ってもらえる事を目指しています。
ブログを書いている元JWはたくさんいます。
私もいまだ途上ではありますが、皆さんと一緒にさらに他の人から好意を持ってもらえる人間に成長していければと願っています。
-----------この項は続きます。
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