エルです。

前回の経済再建でＪＷは一般社会であまり好かれない事を説明しました。

理由は１．他人に好かれる努力をしていないこと、２.相手に批判的になる傾向です。

今回は人を動かす方法をお話します。

あなたの提案を相手が聞いてくれて、その通りに動いてくれたら営業や人間関係は楽になりますね。

実はＪＷは人を動かす方法を間違って身につけているため人を動かすのがとても苦手です。

結論から言います。

人が動く理由は

１．まず「自分に利益があるか、不利益を避けられるか」だけを判断材料にします。

２．そして「楽しいか、不快か」という感情で決定します。

これが理解できれば相手は面白いようにあなたの言うとおりに動いてくれます。

例えば誰かと一緒にバーゲンに行きたい時には相手が心地よく感じる言い方で「あなたの欲しがっていたバッグが半額で売っていましたよ」と言えば良いということです。

そうすれば相手は感情的に楽しい状態で、自分が得ができるのであなたの言葉通りに行動します。

不快を避けるという意味では「バーゲンが終わると来週からバッグの価格が２倍になります」という言い方もできます。

ところがＪＷは「相手の感情や損得よりも正しいことが優先だ」という概念が染み付いています。

特に指導的な立場が長い人はエホバや組織のバックを盾にして「これが正しいから行うべきだ」と相手を不快にして強要します。

組織を離れてもこうしたやり方を変えなければ、相手はあなたの言うことを聞いてくれませんし、嫌われて一人ぼっちになってしまうかもしれません。

しかし人を動かす方法を身に付ければ、周りの人とコミュニケーションがうまくいきますし営業成績も上がります。

簡単ではありませんが、身につけていただきたい技術です。

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ケーススタディーで考えましょう。

少し前に実名掲載というのが話題になりました。

私自身は実名掲載についてはちょっと心配していました。

何故かというと民事で訴えられる可能性がゼロではないからです。

私は法律のプロのはしくれなので裁判は怖くないですが、一般の方が訴えられたらショックが大きいかなと心配していました。

しかし実名掲載すべてが名誉毀損などの不法行為に当たるわけではありません。

「良心の危機」は出版停止になりませんし、北海道・広島会衆事件簿のサイトも差し止められないことからもわかります。

さらに組織の悪辣さを考えるとゲリラ的に実名を出すのは覚醒に効果的ですし、実際に実名を読んで覚醒した人の話も聞いています。

だから実名掲載の効果も理解できます。

この問題でブロガーさんが自分の考えを自由に発言するのは、相手の気持を不快にさえしなければ悪いことではありません。

しかしＪＷの影響下にある現役時代の私が実名掲載に反対するブログを書いたらきっとこう書いたと思います。

「実名掲載は名誉毀損だからお前らは犯罪者だ！正義に反する！」「実名掲載するようなやつは排斥されてしまえ！」「私はお前ら犯罪者集団とはレベルが違う！近寄るな」

今考えるととんでもない暴言ですが、昔は強い言葉を使っても相手を正す方が先決だと思っていました。（苦笑）

当時のマイコンの私はそんな非常識な人間、でも自分の中では正義の塊でした。

もし当時の私の言葉で傷ついた方がここにいたらお詫びします。

くだらない私を許してください。

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でも今の私が実名掲載をやめさせたいならきっとこう書きます。
（やめさせたいとは思っていませんが）

「実名掲載をしたブロガーさんが民事訴訟で訴えられる可能性は否定できません。そうなれば勝っても負けても多額の裁判費用がかかるのが心配です。」

相手の感情を考えて気遣いを示すこと。そして相手に利益になる提案をすること。

これは本来の聖書の教え（ＪＷではなく）ですし、それがまさに一般社会での成功の秘訣なのです。