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 日本のNPO法人「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は10日、日韓両国で実施した世論調査の結果を発表した。相手国の印象について「良くない」「どちらかといえば良くない」を合わせると日本では54・4%で昨年よりも17・1ポイント悪化。韓国は5・7ポイント改善したものの70・9%にのぼった。

 日本側は18歳以上を、韓国は19歳以上を対象に5~6月に実施し、それぞれ約1千人から回答を得た。

 良くない印象を持っている理由については、日本側は「歴史問題などで日本を批判し続けるから」がトップで、「竹島をめぐる対立」が続いた。韓国側は「韓国を侵略した歴史を正しく反省していないから」「独島(トクト、竹島の韓国名)をめぐる対立」が上位2位だった。