戸建て住宅大手5社の6月の受注額(速報値)が10日、出そろった。積水ハウスは前年同月比35%減で9カ月連続のマイナス。減少幅も5月より10ポイント拡大した。住友林業は前年同月比34%減で減少幅は30ポイント拡大した。消費増税前の駆け込みの反動が続いているうえ、2013年の受注水準が高いことが影響している。
大和ハウス工業は前年同月比で17%減、ミサワホームは22%減、旭化成ホームズも12%減だった。各社とも本格的な受注回復までまだ時間がかかりそうで「2014年の新設住宅着工戸数は90万戸を下回る」(住宅大手)という見方もある。
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