橋下氏、ヘイトスピーチ対策検討 「市内で認めない」橋下徹大阪市長は10日の記者会見で「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動に関し「ひどすぎる。大阪市内で認めないというメッセージを出す」と述べ、市として対応策を検討する意向を明らかにした。 橋下氏は表現の自由を尊重し罰則規定を設ける考えはないと前置きした上で「直接の規制は難しいが、一定の介入はしょうがない」と強調。表現内容を評価する第三者委員会を新設し、その評価結果を警察に伝えることで街宣活動時の道路使用許可を出さないよう働き掛ける案を例示した。 【共同通信】
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