人気の鳥貴族、驚異の経営 280円均一、じゃんぼ焼鳥はパクリ、ライバルはコンビニ?
週刊投資金融情報専門紙「日経ヴェリタス」(日本経済新聞社/7月6~12日号)記事『新規株式公開 焼き鳥チェーンの鳥貴族が上場』によれば、「今週は焼き鳥チェーンの鳥貴族が10日、ジャスダックに上場する。将来の成長性を見ながら、選別投資が進む、といわれる現在の新興市場で、個人投資家の期待を集められるのか注目だ」という。鳥貴族のメニューの一部(「鳥貴族 HP」より)
焼き鳥チェーン「鳥貴族」は、飲料やラーメンなどのサイドメニューも含めて、全品が「税抜き280円均一」というわかりやすい料金設定を採用する。商品の鮮度を保つため、肉に串を通す作業はすべて店内で行う。関西と首都圏、東海地方で約350店を展開しており、2018年までに1000店体制とする目標を掲げる。業績は13年7月期の売上高128億円、経常利益4.9億円、純利益2.1億円だ。
「足元、消費者は高級志向をやや復活させており、低価格が武器の居酒屋の経営環境は厳しい。その中で増収増益を続けているのは、価格を抑えつつ原材料をほぼ100%国産品で賄うなど、品質向上にいち早く取り組んだことが大きい。今後はシニア向けメニューの開発などに力を入れる方針だ」(同記事より)という。
鳥貴族の公開価格は仮条件の上限に当たる2800円に決まった。初値が公開価格を上回るのかが、注目される。IPO(新規株式公開)銘柄の値動きを見ると、13年は新規上場した54社中52社で初値が公開価格を上回っているが、14年は26社中7社が公開価格を下回っているためだ。「同社の株価動向で個人投資家の物色意欲の高さを測ることになりそうだ」(同記事より)
注目される理由はそれだけではない。鳥貴族の大倉忠司社長は、実は、ジャニーズ事務所の人気グループ「関ジャニ∞」のメンバー・大倉忠義の実父。しかも、大倉自身が同社の株を1万株も保有していることが、有価証券報告書で明らかになったためだ。
6月13日付日刊ゲンダイ記事『関ジャニ大倉 実家の居酒屋「鳥貴族」新規上場で株長者へ』によれば、「有価証券報告書によると、株の52%に当たる75万株は筆頭株主の大倉の父親が保有。大倉は0.69%(13位)に当たる1万株、2人の弟も同じ割合の株を保有している。資産管理会社を含め、一族が手にする資産は25億円超だ。兄弟3人のうちいずれ
●成功の秘訣はパクリ?
鳥貴族の成功の秘訣については月刊誌「サイゾー」(2013年6月号)の記事『大倉忠司社長が語る居酒屋業界と“忠”の秘密』が詳しい。
「小誌が発売される2日前の5月16日、関ジャニ∞の大倉忠義は28歳の誕生日を迎えた。さかのぼること28年前の1985年、長男・忠義が生まれたその年、父は、今や庶民の味方として愛される『鳥貴族』の第1号店をオープンさせたのだ。『最悪1店舗にまで縮小する日が来たとしても、またこの腕一本で焼き鳥を焼いて、家族を支えますよ』。そう笑顔で語ってくれた、大倉忠司社長の『鳥貴族』への思いとは!?」という大倉社長へのインタビューだ。
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