2014年7月9日、日本では、かつて一世を風靡(ふうび)した「韓流ブーム」から一転、今や連日のように日韓の関係悪化がメディアをにぎわしており、「嫌韓」の流れが強くなっている。しかし、これは日本だけの現象ではない。なんと、韓国国内でも自国を嫌う国民が増加しているという。
1日、韓国・毎日経済新聞は「10人中6人が韓国を出たいと思っている」という記事を掲載した。これが先週1週間にSNS上で最も話題になったニュースだという。韓国を出たいと考える理由としては、「貧富の格差の深刻化(14.2%)」「政治家・官僚の非道(10.1%)」「競争・序列社会の激化(6%)」「所得の低さ(5.7%)」が挙げられている。
この結果を受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。
「私も韓国を出たい。今、韓国にいるのは愛国心があるからじゃなくて、外国に出るには(語学や経済的な)能力がないから。キャリアを積んだら外国にビューン!」
「韓国のような国には住みたくない。正義が無視される国に希望なんてない」
「簡単に言えば、呪われた国ということだろ。この腐った国にこれ以上何かを望むのはぜいたくなことだ。本当にどこか静かに暮らせる所はないのか?汚い国、もううんざりだ」
「国民性は遅れてる、貧富の差は激しい、大統領はあんな感じ、親日派は威勢が良い…本当に嫌だ」
「本当に移民したい。国民を捨てた国なんて。これ以上ぶざまな(政治や国の)姿を見る前に、自分から国を捨てたい」
「(移民は難しいから)自分の代まで住んで、子孫を残さないようにしようか考え中」
「過ちを犯しても金で買収して「無罪」を勝ち取れるし、マスコミも金持ちはつっつかない。金さえあれば韓国が最高なのにね」
「韓国ほど金持ちが住みやすい国はないでしょ。ただ、金がないから(外国に)出ることもできないんだけどね」(翻訳・編集/まつ・むら)
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