名簿業者、出所不明のデータ転売 ベネッセの情報流出通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、同社のデータとみられるリストをIT事業者のジャストシステム(徳島市)に販売した名簿業者「文献社」(東京都福生市)が、データの出所が不明と認識しながら転売していたことが10日、同社への取材で分かった。 ベネッセは社員以外の内部関係者が不正に持ち出したとしており、警視庁は、不正競争防止法違反の疑いで流出の経緯を詳しく調べるとともに、名簿業者がベネッセのデータと認識していたかどうかなど流通経路の実態解明を進める。 【共同通信】
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