カゼノコがジャパンダートダービー（大井）を制す／ハッピースプリント「南関東３冠」の夢叶わず・・・（2014.7.9）

９日（水）の大井１１Ｒジャパンダートダービー（Jpn１）は
エスティドゥーラ（浦和、１３番人気）が東京ダービーと同様にハナへ。
近２走が逃げ切り勝ちのノースショアビーチ（ＪＲＡ、５番人気）は
２番手からの競馬となった。
そして、このレースに南関東３冠達成がかかるハッピースプリント（大井、１番人気）は、
その直後３番手でレースの流れに乗った。

向正面から３コーナーに入ったところで、
ノースショアビーチが先頭に立ち、ハッピースプリントも遅れずにマークする形に。
２頭は並んで４コーナー、そして最後の直線へ。
ノースショワビーチは内ラチ沿いで粘り込み、懸命の粘り込みを見せるが、
単勝オッズ１．４倍という断然の人気を背負うハッピースプリントが
残り１００メートル付近で交わして先頭へ。
ところが馬群の外からカゼノコ（ＪＲＡ、２番人気）とフィールザスマート（ＪＲＡ、６番人気）の
２頭が追い込んでくる。
最後はハッピースプリントとカゼノコの２頭が並んでゴールし、
決着は写真判定に持ち込まれた。
軍配はハナ差でカゼノコに。
勝ちタイムは２分３秒９（ダート２０００メートル）。
ハッピースプリントの南関東３冠達成はならなかった。
３着にはフィールザスマートが入り、ノースショアビーチは４着。
ランウェイワルツ（ＪＲＡ、３番人気）は４コーナーで
ハッピースプリントの直後３番手まで浮上したが、
最後の直線で伸び切れず、５着に敗れた。

勝ったカゼノコはアグネスデジタル産駒の３歳牡馬。
今回が３月の毎日杯（１０着）に続く２度目の重賞挑戦で、
初の重賞タイトルを獲得した。
通算では４勝目。
５００万下、鳳雛Ｓに続いて３連勝となる。

同馬の母タフネススターは２００１年のカブトヤマ記念を制している。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）