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JR北海道の運転士が運転中に喫煙7月10日 16時16分
JR北海道の運転士が、禁煙となっている特急列車の運転席で、たばこを吸いながら運転していたことが分かり、JR北海道は再発防止に向けて厳正に対処するとしています。
JR北海道によりますと、今月6日、東室蘭発札幌行きの「特急すずらん1号」が登別市内を走行中、運転士がたばこを吸いながら運転していたと外部から指摘があったということです。
列車内は乗客も含めて禁煙となっていますが、JRが36歳の男性運転士に確認したところ、走行中、運転席で喫煙していたことを認めたということです。
さらに、この運転士は社内調査に対して、「同じ日に始発駅に向かう回送列車の中でもたばこを吸った」とも話しているということです。
JR北海道では、レールの検査データの改ざんや車両トラブルのほか、別の運転士が操作ミスを隠すため安全装置をハンマーで壊すなど、社員の不祥事も相次いでいます。
JR北海道は「信頼回復に取り組むなか、このような問題を起こし、大変申し訳ございません」と陳謝し、今後、運転士の処分を検討するほか、再発防止に向けて厳正に対処するとしています。
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