スノーデン元職員が「ロシア亡命延長を正式申請」 弁護士
2014年07月10日 07:04 発信地:モスクワ/ロシア
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×英テレビ局「チャンネル4(Channel 4)」が公開した、クリスマスのテレビメッセージを準備する米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)のエドワード・スノーデン(Edward Snowden)元職員(2013年12月24日公開)。(c)AFP/CHANNEL 4
【7月10日 AFP】米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)による大規模な情報収集活動を暴露し、ロシアに亡命したエドワード・スノーデン(Edward Snowden)元NSA職員の弁護士は9日、7月31日で期限切れを迎える1年間の一時亡命の延長を正式に申請したことを明らかにした。
アナトリー・クチェレナ(Anatoly Kucherena)弁護士はAFPに対し、「彼のロシア滞在を延長するための書類をすでに提出した」と語った。 一方で、申請した延長期間や身分、またロシア市民権取得を希望しているかどうかは明らかにしなかった。
スノーデン元職員は、国内外での大規模な情報収集活動を暴露し米情報機関を揺るがした後、昨年6月に香港(Hong Kong)から空路ロシアに渡航。だがそこで米政府によって旅券(パスポート)が無効とされたため、モスクワ(Moscow)のシェレメチェボ(Sheremetyevo)空港のトランジット(乗り継ぎ)区域に数週間足止め状態となった末に、ロシア政府から1年間の難民資格を与えられ、以来、同国に滞在を続けている。
元職員は、何度か極秘インタビューに応じてマスコミへの露出を増やしてきたが、ロシアでの生活の詳細はいまだ謎となっており、一連の目撃情報からモスクワ周辺で暮らしていることがうかがえるのみとなっている。
元職員は以前、他の国にも亡命を申請していた他、帰国したい気持ちがあることも認めているが、米国に帰国すればスパイ罪で長期の禁錮刑が言い渡される可能性がある。(c)AFP