解釈変更の閣議決定、違憲提訴へ 元三重県職員集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定は憲法違反だとして、元三重県職員の珍道世直さん(75)=津市=が9日、閣議決定の無効確認を求める訴訟を11日に東京地裁に起こすことを明らかにした。 珍道さんは「微力な一国民だが、同じ思いを持つ人たちが後に続いて全国で提訴してほしいと考え、行動した」と話している。自身も幼少時に空襲に遭った経験があり「戦争は絶対にしてはならない」との思いが強いという。 集団的自衛権の行使容認をめぐっては、三重県松阪市の山中光茂市長も3日の記者会見で、閣議決定の無効確認を求め提訴する意向を表明している。 【共同通信】
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