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【プロ野球】

巨人 台風8号直撃で練習中止 

2014年7月9日 紙面から

台風8号の接近で、折れた枝や落ち葉が散乱する沖縄セルラースタジアム前=那覇市で(中西祥子撮影)

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 巨人は8日、沖縄県を直撃した大型で非常に強い台風8号の余波を受け続けた。

 DeNA戦(那覇)が前日(7日)のうちに中止が決まっていたうえ、予定していた全体練習も台風の接近と特別警報の発令で取りやめ。外出を控えるように通知されたチームは、那覇市内の選手宿舎で一日を過ごすことを強いられた。

 「一人一人が身体のメンテナンスとあすへの準備をする時間に使います」と原監督。阿部も「キャンプでお世話になっている地で試合をできることを楽しみにしていましたが、本当に残念」と球団を通じてコメント。売店での買い物以外は静養に努めることが多かった選手は、ごう音を発して街路樹をなぎ倒す暴風雨を見て、缶詰め状態を納得していた。

 余波はこの後も続きそうだ。菅野がスライド先発する9日の試合も開催できるかどうかは微妙。通常の遠征では早めに中止が発表された場合、その日のうちに帰京することが多いが、航空各社によれば9日以降の運航は天候次第という。

 さらに台風の本州接近が予想されており、今後の日程でも影響を受ける可能性もある。

 「どうするかは明日になってみないと分からない」と、ある球団関係者は大弱りの表情。別の関係者も「なりでいくしかないでしょう」とポツリ。チームが今、願っているのは天気の早期回復だ。原監督は「9日の試合ができることを祈ってます」と空にいちるの望みをかけていた。 (川越亮太)

 

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