イチロー、２年ぶりの２戦連続３安打　打率も３割台に戻す

　イチロー外野手（４０）が連日の“猛打賞”で勝利に貢献した。７番右翼で先発した敵地でのインディアンス戦で４打数３安打１打点。終日打率も先月２７日以来となる３割台に戻した。

　３回１死一、三塁で巡ってきた第２打席ではボテボテの一塁ゴロながら、快足を生かして同１３日のアスレチックス戦以来となる適時打。試合の主導権を握る４点目となったが、会心の打球ではなく、「結果として、だと思いますね。それ（試合の流れ）を変えるつもりでやったわけではない」と素っ気なかった。

　７回第４打席の二塁内野安打、２回第１打席の左前打と合わせ、２０１２年９月以来となる２戦連続１試合３安打となったが、「そんなこと、説明いりますかね」とこちらも反応は薄かった。　（クリーブランド穐村賢）