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自衛官を米海軍作戦本部に常駐へ調整7月10日 5時21分
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防衛省が、来月にも、アメリカの首都、ワシントン郊外にある海軍作戦本部に、海上自衛官を常駐させることで、アメリカ側と調整していることが分かりました。
防衛省関係者によりますと、ワシントン郊外のアメリカ国防総省にある海軍作戦本部に、来月にも、連絡官として、海上自衛隊の3等海佐1人を常駐させることで、アメリカ側と調整しているということです。
海軍作戦本部は、世界各地に空母部隊などを展開させているアメリカ海軍の戦略などを担う中枢の組織で、連絡官は、日米間の連絡調整や情報交換に当たるとみられます。
海上自衛隊は、日本周辺海域などを担当するハワイのアメリカ太平洋艦隊司令部に、連絡官を常駐させていますが、すべての部隊を束ねる海軍作戦本部に、連絡官を常駐させるのは、初めてとなります。自衛隊は、9年前から、アメリカ軍全軍を統括する統合参謀本部に連絡官を派遣しているほか、去年8月には、アメリカ空軍参謀本部に新たに連絡官を常駐させるなど、アメリカ軍との連携を強める動きが目立っています。
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