台風8号が九州接近 上陸のおそれ7月10日 0時23分
台風8号は九州の一部を暴風域に巻き込みながら九州の西の海上を東へ進んでいて、今後、九州にかなり接近し上陸するおそれもあります。
気象庁は、大雨や暴風などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、台風8号は10日午前0時には、長崎県の五島列島の福江島の南南西130キロの海上を1時間に15キロの速さで東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心の東側220キロ以内と西側70キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
現在、長崎県や鹿児島県などの一部が暴風域に入っています。
愛媛県の伊方町では、9日夜11時半ごろに30.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
台風はこの後も東へ進むと予想され、今後、九州にかなり接近し上陸するおそれもあります。
沖縄本島ではこれまでに経験したことのないような大雨となったところがあり、気象庁は、9日午前7時半すぎに沖縄本島の中南部と北部に大雨の特別警報を発表していましたが9日夜11時50分にすべて解除しました。
鹿児島県の奄美地方では10日の朝にかけて、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。10日の各地の最大風速は、九州で30メートル、四国と近畿で25メートル、最大瞬間風速は35メートルから40メートルと予想されています。
九州の沿岸は、10日は猛烈なしけが続き、九州北部では波の高さは11メートルに達する見込みで、四国から東海にかけても大しけになる見込みです。
気象庁は、大雨や暴風、高波に警戒するとともに、落雷、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
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