Android Wear デバイスで有料アプリが使えなかった不具合について、Googleが回避策を公開しました。
Android Wear 対応製品は、スマートウォッチの LG G Watch とサムスン Gear Live が国内でも発売されたばかり。
Androidアプリ開発者は自分のアプリをいち早くAndroid Wearに対応させ使い勝手を良くしようと奮闘しているところですが、Google Play が有料アプリのコピー制限などに使う暗号化 (forward-lock)の仕組みが原因で、せっかくの対応アプリが スマートフォンやタブレットにはインストールできてもAndroid Wearのインストーラから読めない不具合が発覚していました。
Google が Android Developers Blog で現地時間8日に公開した対策は、読めないディレクトリを避けて手動でアプリをパッケージし直すこと。つまり開発者側での作業が必要で、ユーザーは待つしかありつせん。
とはいえ現在はAndroid Wear対応アプリも少なく、せっかく買った新しいオモチャを存分に使いまくりたいユーザーは常用アプリから乗り換えてでも対応アプリを探し、開発者はこのニッチでいち早く目立とうと努力している時期。いまからAndroid Wear対応を考えるアクティブな開発者ならばすぐに対策してくれそうです。