真屋由暉子ちゃんが好きなんです。
出番も先、背景もまだ不明のユキちゃんのことが何故こんなに好きなんだろう…と考えたとき、私の中に僅かに残存する少女趣味的な部分を満たしてくれるんだと気付きました。
ピンクの制服、ピンクの髪飾り、髪の色もローズグレー。ミニスカートに改造制服のフリフリ。
そして極め付けの垂れ耳ヘアが私を惑わす。
まあ垂れ耳はただの個人的な好みだけど、数年前ハートキャッチプリキュアのフィギュアや関連公式グッズを狂ったように蒐集していたのと「好き」の方向性が似てるかもしれない。
しかしユキちゃんの場合、身長と不釣り合いにアピールの強すぎる胸が、咲-Saki-が決して少女向けではなかったことを思い出させてくれる。
大将だと思ってたけど、アニメの演出を見ると副将っぽいですね。
ともあれ闘牌早く見たいです。
ツモる度に聖書の一節を暗唱するような、くどいくらいのミッション系シャーマニック麻雀を期待しています。
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という文章と上の絵を描いて記事を下書き保存しておいたのが数か月前でした。
ヤンガン最新号見てびっくり。
一校一メガネは鋼の掟なのだなあ。
ユキちゃんのおもちサイズは私が描ける巨乳の限界をちょっと越えてるんだよな
立先生は華麗にメガネを描き分けるけど、女の子キャラでこんなおじさん臭い…もといゴツいナイロールって今までいたっけ…。
小物描写にも妥協せずキャラクターを演出してくれる立先生の細やかさが好き。
あとこれ個人的に物凄く意義深いんですけど、中学ユキちゃんには垂れ耳パーツが無かったんですね。
つまりあれはナチュラルボーンな耳ではなく、あの不自然なボブ部分の髪の毛の一部をセットして作ったものだったのでしょうか。
それが爽によるアイドル・ユキの信者搦め捕り作戦の一端だとしたら、私はまんまと引っかかったことになるな。
普段は敬語で喋るユキちゃんの、「がんばらなきゃ」という心中の呟きが愛おしい。
ついでに有珠山と言えば。
描きたいものを描くため袖丈スカート丈に嘘をついた
旧姉帯村の近くに岩舘という地名が存在することから、ごくごく初期に揺杏ちゃんと姉帯さんの血縁関係が囁かれたことがありましたね。
高身長、うねる髪質に髪の色、黒タイツ。確かに特徴だけ拾えば似てると言える。かもしれない。
でも揺杏ちゃんのパーソナリティがハッキリした今、その線は流石にもうないだろなぁ。
以下特に脈絡のないおまけ3つ。-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
①国際フォーラムに行ってきた
割と前の話ですが。
作中での乙女らの激闘の舞台、インターハイ会場となっている東京国際フォーラムに行ってきました。
あわよくばアニメ8話のあのシロ塞廊下シーンの場所がどこか検証できればという下心あり。
(結局初回探訪では達成できず複数回足を運ぶことに)
国際フォーラムのサイトの施設図を合わせて見て頂けると分かり易いのですが、あの廊下シーンにおいて
・シロ塞のいる建物の向かいにガラス棟が見える
・窓から木が見える高さの階(→二階以下)
・途中でホールCの煽りカットが挟まれる(※)
※このカット
ことから、あのシーンはホールC二階での出来事ではないか？と目星をつけていたものの。
実際ガラス棟の渡り廊下から目視確認してみたら、これがまあアニメとは手摺の形から壁の色から床から意匠が違いまして。そもそも全く廊下っぽくなかったです。
さてはと隣のホールA・B・Dをチェックするも、いずれもあのシーンと特徴が合致する場所は発見できず、調査は簡単に行き詰ってしまいました。
3階4階の方が「それっぽく」はあるのですが木が届かないし、どちらにせよアニメとは特徴が異なります。あと廊下の長さも足りない。
外からは確認し辛い場所に存在するのかも？と食い下がろうにも、ガラス棟と違い各ホールは基本的に関係者しか入ることができないので、これ以上詳細なリサーチは難しそうです。
ひとまず結論としてあの廊下はそのまんま存在する訳ではなく、若干アニメスタッフさんの創作が入っているという見解に。
②九戸村の写真を貰う
これも大分前の話ですが(写真の雪からお察し)、九戸に行…きたいけど行けなかったので行った人から写真をお裾分けしてもらいました。
なぜ九戸なのかと言えば当時LAT. 39°20' Nのあねかわさんの考察記事「姉帯さんが九戸村出身である」という、ひとつの仮説①を読み、九戸への機運が高まりに高まっていたからです。
多分折爪
下は九戸家の菩提寺である長興寺。
姉帯氏も九戸氏の一族の一つ。
南部氏と同じく九戸氏は家紋に九曜紋を用いる。妙見信仰から来ているらしい。
かつてこの九曜紋から姉帯さんの六曜に辿り着けないかと試行錯誤した時期があった。
広い糠部、探せば星を三つ減らした六曜紋も紛れてるんじゃない？くらいの軽い気持ちである。
ほら、上に遠慮してマークの意匠を何がしか変更したり減らしたりとかよくあるじゃん。
結局一年くらいボチボチ探したけど見付かりませんでしたとさ。
3つほど多いんだよねえ星
本堂正面。
もしかして真ん中の部分だけ七曜かな…？
と一瞬興奮したけどどうにも菱九曜のようです…
でもなぜこの部分だけ菱九曜にしたのかは謎だ。
ところでお寺つながりでちょっと脱線すると、最近地獄と麻雀牌の数が同じだということに気付きました。
地獄というのはごく一般的な、仏教世界観内で六道最下層のあの地獄。
地獄の総数・数え方には種々あるものの、一説には八大地獄とそれぞれに付属する16の小地獄とを合計して
8+8*16＝136とし、これを仏教では一百三十六地獄と呼ぶらしい。
そして136と言えば、ぴったり(日本の)麻雀牌の数に等しいじゃないですか。麻雀は地獄の盤面ゲームだったのか。地獄単騎とかあるしな。
しかしこのことに気付いてから、「牌に愛された子」という表現が妙に気になるように。
咲さんのめっちゃ重そうな過去回想と合わせて、愛されてしまった少女たちに非業な運命が待ち受けていそうな気がして少し怖いのである。
まあでもあの言葉は作中で確か藤田プロしか使ってないし、ただの偶然だろうけれども。
そもそも咲-Saki-でストレートな仏教元ネタってあんまり思い浮かばないかも。
怜竜とシズちゃんの蔵王権現くらいかな？
寺を後にし、続いて九戸政実と縁の深い九戸神社
鳥居の足が短い訳ではなく
埋まってる(3月末)
雪に赤と紫が映えるね
こちらも九曜…かと思いきやよく見ると何だか違う。
調べたところ「三日月に八曜紋」と言うものらしく、ここの神社の別当である千葉家の家紋らしい。
九曜から一つ減って六曜に近付いたとはいえ、まだ2つ多いんだよねえ星。
ところで六曜について、姉帯家自身の家紋を絡めた別の方向からのアプローチも試みたのですが、それについては実際に現地に赴き誠実なサーベイ・そして研究まで昇華させて下さったあねかわさんが巧みにまとめて下さると思うので、そちらを期待して頂ければ。(丸投げしてすみません)
③BD4巻を紛失する
先月のこと。
店舗から受け取ったばかりのBD4巻の入ったショップ袋をトイレにウッカリ忘れ、運悪く置き引きに遭ってしまった私は繁華街で途方に暮れていた。
思い付く限りほうぼう手を尽くしたものの終に取り戻すこと叶わず。(結局後日も連絡なし)
なぜよりによって4巻なのか。なぜよりによってシロ塞回が収録され、初回特典ブックレット表紙がシロである4巻でなければいけなかったのか。
これは私の日頃の行いが悪すぎるのに加え、咲-Saki-という作品をおよそ健全ではない楽しみ方で消費し、好き勝手な創作をしていた罰なのか…。
金銭的にももちろん痛いが、それ以上に単なる過失や不運で終わらせられない何か…、何か因果めいたものを感じる。終電に揺られながら凹みに凹んだ。
折しも翌日は人生で初めての胃カメラ検査の日であった。
咽ようが呻こうが一切の容赦なく突っ込まれる管はまさに拷問としか言いようがなく、なぜこの年で胃カメラを飲まねばならないのか…という切なさも相俟って涙とかあと色々出た。俎上の鯉状態の私をさする看護師さんの力は妙に強い。
数分が経ち検査も半ばに差し掛かった頃。
極限状態のまま鼻呼吸と唾液の排除のみに集中していた私の意識上に、突如として夕べ失くしたBDのことが浮かんできた。マッチ売りの少女が見る幻のよう。胡桃ちゃんがジャケットで微笑んでいるよ。
そして思った。ああ、今受けているこの肉体の絶後の苦しみに比べたらBDを盗られた事など何て他愛無いトラブルだったのだろう。因果も何もあったものか。金を払えば元通りになることなんて悩みでも何でもなかった。また買おう。買えばいい。
帰宅した私はすぐさまネットで全国編4巻をポチり、この件は顛末を迎えた。
おかねで解決できることでほんとうによかったです。
あっ私そもそもBD3巻もシロ特典のため二枚持ってたや。
