【ソウル聯合ニュース】韓国軍兵士が銃を乱射し同僚5人を殺害した事件で、軍当局は9日、事件が起きた施設の責任者(中尉)を逮捕し、憲兵隊に収監した。
韓国陸軍関係者によると、中尉は命令違反や戦闘準備怠慢、敵前特殊軍務離脱の疑いが持たれている。敵前特殊軍務離脱は戦線などで軍務を離脱する行為をいう。
陸軍は銃器と弾薬庫の鍵の管理が不十分だったことや軍団長の警戒作戦命令に違反し、事件発生直後に現場から逃げ出して指揮官の責任を果たさなかったことについて、軍検察に中尉の逮捕状を要請していた。