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JR山田線の三鉄移管へ前向き 岩手県知事

 東日本大震災で被災し運休中のJR山田線(宮古−釜石間、55.4キロ)について岩手県の達増拓也知事は8日、宮古市であった県政懇談会で、JR東日本が提示している第三セクター三陸鉄道(宮古市)への運行移管案に前向きな考えを示した。
 達増知事は移管案について「詰めの調整をしている」とした上で「JRも地元側も鉄路復活ということでは一致した。復活はさせる。経営の仕方についても悪いようにはならない」などと語った。
 山田線をめぐってはJRが2月、鉄路復旧した上で三鉄に運行を移管する案を沿線4首長に提示。赤字補填(ほてん)額や施設保有のあり方について、JRと自治体側で協議している。沿線自治体は移管案について「選択肢の一つ」などとしている。
 県政策地域部の担当者は「交渉は、本年度に入ってからJRと同じ方向を向き始めた」と説明した。


2014年07月09日水曜日

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