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フェルメールの絵画 10億円超で落札7月9日 15時39分
17世紀を代表するオランダの画家、フェルメールの絵画がイギリスで競売にかけられ、およそ10億8000万円で落札されました。
競売にかけられたのは、日本でも人気が高いオランダの画家、フェルメールが描いたとされる油絵「聖プラクセディス」です。
「聖プラクセディス」は、1655年のフェルメールの初期の作品とされ、処刑された殉教者を弔う女性の姿が描かれています。
当初は別の画家の作品とされてきましたが、残されたサインのほか、使われている絵の具の成分がフェルメールのほかの作品のものと一致したため、本物と鑑定されました。
この作品はこれまで所有していたアメリカの大手医療品メーカーの創業者の家族が死去したのに伴って、8日、ロンドンで競売にかけられ、624万ポンド(日本円で10億8000万円余り)で落札されました。
フェルメールの作品は現在、世界に30点余りが確認されていますが、ほとんどは博物館が所有しているため競売にかけられることは珍しいということです。
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