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自衛隊の緊急発進 ロシアが中国を上回る7月9日 16時29分
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領空侵犯のおそれがある国籍不明機に対する自衛隊のスクランブル=緊急発進は、6月までの3か月間、ロシア機に対する発進が急増して中国機を上回りました。
航空自衛隊の戦闘機による緊急発進について、防衛省は3か月ごとに国籍別の発進回数をまとめていて、9日、ことし4月から6月までの数字を公表しました。
それによりますと、ロシア機が235回と去年の同じ時期の7倍以上に急増して、中国機の104回を上回りました。
ロシア機はことし4月、6機の爆撃機がほぼ同時に日本周辺を飛行するなど、期間中、複数のロシア機が連日、日本に接近する特異な飛行を繰り返しました。
また、中国機はロシア機を下回りましたが、ことし5月と6月には中国の戦闘機が東シナ海の日中中間線付近で、監視飛行中の自衛隊機におよそ30メートルの異常な近さまで接近し、政府が中国側に抗議しています。
中国機に加えロシア機の活動が活発化したことで、この3か月間の発進回数は合わせて340回と、3か月ごとの数字としては、この20年で最も多くなりました。
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