変わる「サッカー不毛の地」、W杯8強かけた試合に全米が熱狂
[1日 ロイター] - かつては「サッカー不毛の地」とも言われていた米国だが、ブラジルで開催されている2014年ワールドカップ(W杯)での代表チームの活躍もあり、人気の裾野は着実に広がっている。
W杯で米国がベルギーとベスト8進出をかけて戦った1日、全米各地に設けられたパブリックビューイング会場には、多くのサポーターが詰めかけて熱い声援を送った。
試合は延長の末にベルギーが2─1で勝利し、28年ぶりに8強入りを果たした。敗れた米国だが、勇敢で粘り強い戦いぶりによってベルギー戦は今大会のベストマッチのひとつと評価する声もある。
ニューヨークのビューイング会場で星条旗のフェースペイントを施して応援した女性(17)は、「最終的に勝ったのはベルギーの実力だと思うが、本当に悔しい」と残念がった。
W杯フィーバーは、普段はサッカーとは縁がない場所にも浸透。米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)カウボーイズの本拠地、テキサス州アーリントンの「AT&Tスタジアム」のビューイング会場には、朝早くから約2000人が列を作った。
赤・青・白の米国カラーに身を包んだサポーターたちは、試合中「USA、USA」の大合唱で、ブラジルで戦う代表チームに声援を送った。
NFLベアーズの本拠地であるシカゴの「ソルジャー・フィールド」には1万人以上が集結。イリノイ州ブルーミントンから車で何時間もかけて来たという男性(25)は「この時をずっと待っていた。ついにやってきた」と代表ジャージを着て興奮気味に語った。
*写真を差し替えて再送しました。
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