大宇造船がヤマルLNGから受注、商船三井が3隻購入-関係者
7月8日(ブルームバーグ):韓国の大宇造船海洋 は、砕氷能力を備えたアイスクラス船舶9隻を建造する最大28億ドル(約2840億円)の契約を獲得した。同船舶はロシアで進行中のヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクトから天然ガスを輸送することになる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
契約が未公表であることから匿名で語った関係者4人によれば、商船三井 はこのうち3隻を購入して運航する。
同プロジェクトに参加しているフランスの石油会社トタルのウェブサイトによると、このプロジェクトが進められているオビ川の河口は1年のうち9カ月氷結する。同プロジェクトの主要パートナーであるロシアのノバテック は、アジアと欧州の両市場に供給する方針を示している。
大宇にコメントを求める電子メールへの回答はない。商船三井の広報担当、関篤氏はコメントを控えた。
原題:Daewoo Shipbuilding Said to Win $2.8 Billion Order forYamal LNG(抜粋)
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更新日時: 2014/07/09 00:26 JST