グルメコミックコンベンション こんな理由で頒布停止はマズイだろ その2

の続きです。 

まず、何が問題だったのか?というのを考えてみます。

グルメコミックコンベンション参加サークル募集要項を読んでみました。

なんかおかしな表現が各所にあります。

まず、参加条件によくある文言がありません。
例えばなのですが、秋季博麗神社例大祭サークル募集要項には



●サークル参加条件

  • ・東方Project作品関連の二次創作物を1点以上頒布、または展示すること。
  • ・サークル代表者が義務教育課程を修了していること。
  • ・成人向け頒布物/展示物がある場合は、代表者が18歳以上(高校生不可)であること。

 

※ 法人のサークル参加は出来ません。
企業としてのお申し込みを受け付けておりますので、問い合わせフォームよりお問い合わせください。



なんてことが書いてあります。このお約束のくだりがまったくないんですよね。 
もしかするとサークルさん向けにはそういった文書を送付していたのかもしれません。
でも、こういうことって大事なことなのでWebPageや配布チラシにきちっと告知しておくべきことかと思うんですがどうでしょうか?

あとは、
● サークルスペースについて
・展示物については、内容にかかわらず参加者全ての目に触れる可能性があります。
これは何を意味してるの?よくわかりません。
多分こんなことを書きたかったんじゃないかと
・会場内にはいろんな人がいるからいかがわしく思われないように最大限注意しろよな
ってことなんじゃないかと。

で、一番大事な部分なんですが、ちょっと甘いような気がします。
● 即売会中の諸注意

・下記のものにつきましては、頒布を禁止します。

○ わいせつ図画とみなされるもの、知的財産権(著作権・商標権)を著しく侵害するもの
○ 発行元の許可を得ていない頒布物、古本・中古同人誌等
○ 法人が発行する商品、市販物
○ その他法律や県の条例に抵触するもの、または当スタッフがそのように判断したもの
これだけを根拠に今回の頒布停止はちょっとひどいかなと。
該当しそうなのがわいせつ図画当スタッフがそのように判断したものしかない。

あとは、その他スタッフが危険、あるいは会場にふさわしくないと判断したものは持ち込み禁止という条項がありますけど、それを頒布物に当てはめるのはちょっとむずかしい。


では、今後このような事態が発生しないためにはどうすべきだったのか?
というのを考えてみたいかと。

ぶっちゃけ話として、

このジャンル成人向けって必要なの?

って話です。
あくまでも飲食物に関するたのしい同人イベントなら思い切って成人向けをバッサリカットしてもいいのでは?
それかナマモノ系の表現についてはダメとか。明確な基準をきっちり作っておくべきだったのではないかと。

とにかくツメが甘い

当日になって頒布停止っていうのはサークルさんにとっても主催者側にとってもリスクが高い。
ちゃんとリスク回避をしておくべきだったのでは?

こんな人達が運営している中で飲酒可能だったわけですよね?
年齢確認とかもちゃんとやっていたのかどうかも疑わしくなりますよね。
ケチはつきはじめるとどんどんついて回ります。

今後も続けて行くのでしょうけど、もう少し考えるべきなのかなーと思いますね。

でも、きっと主催者さんは何も考えずに次をすると思いますよ。
だってそういう人じゃないと同人イベントの主催なんてできませんから。
この主催者さんは、まわりに支えてくれる人がほんとにいないんだなーと思います。


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