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原子力規制委員 田中知氏の就任問題なし7月8日 14時09分
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菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、原子力規制委員会の新しい委員への就任が決まっている東京大学大学院の田中知教授が電力事業者から報酬を得ていたことについて、金額は少額で委員に就任することは問題ないという認識を示しました。
原子力規制委員会の新しい委員への就任が決まっている東京大学大学院の田中知教授を巡っては、原子力業界との関係が深いとして委員としての中立性を懸念する意見があります。
これに関連して菅官房長官は、田中氏について「日本原燃など電力事業者の委員会の委員を務めており、それにかかる報酬があったことは政府として承知している」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「いずれにしても報酬の金額は少額であり、専門技術的な立場から助言を行っており、委員に就任していただくうえで、全く問題ないと承知している」と述べました。
また菅官房長官は、記者団が「年間50万円以上の報酬を受け取っていた者は委員になれないなどとする民主党政権時代のガイドラインを安倍政権は踏襲するのか」と質問したのに対し、「前政権の内規と理解している。政府としては、法に定められた要件に照らして考えるというのが基本的な考え方だ」と述べました。
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