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紹介状なし受診の負担増 具体策検討へ
7月8日 14時27分

田村厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、厚生労働省の審議会の部会が、紹介状なしで大病院を受診する患者の自己負担を引き上げる方向で協議していることについて、国民の理解を得ながら具体策を検討していきたいという考えを示しました。

厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の医療保険部会は、紹介状なしで大病院を受診する患者が依然として多く、重症患者の治療を担うという役割を果たすのに支障が出かねないとして、こうした患者の自己負担を引き上げる方向で対策を検討しています。
これについて田村厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、「日本の医療保険制度は、誰でも、どの医療機関でも受診できる『フリーアクセス』が原則だが、大病院を紹介状なしで受診する患者については、整理が必要だ」と述べました。
そのうえで田村大臣は「医療資源を、効率的かつ適切に利用する観点から、患者に一定の負担を求めることは、国民の理解のもとで、進められるのではないか」と述べ、具体策を検討していきたいという考えを示しました。

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