集団的自衛権:ロシア 日本閣議決定に「敏感な問題」

毎日新聞 2014年07月08日 12時08分

 【モスクワ田中洋之】ロシア外務省は7日、日本の集団的自衛権行使を容認する閣議決定について、「日本は安全保障が地域の隣国にとって敏感な問題であることを自覚すべきだ」として慎重な対応を求める声明を出した。

 声明では「性急な評価はしたくない。全ては今後の行動次第だ」として安倍政権の出方を注視する考えを表明。一方で、日本が軍事面での積極的活動を自制し、第二次世界大戦の結果を完全に認めて軍国主義の犯罪をかばう試みを容認しないよう求めた。

 集団的自衛権の行使容認でロシアが公式な反応を出すのは初めて。ロシアのプーチン大統領は第二次大戦の結果の見直しを許さない立場を鮮明にしており、来年の戦勝70周年で中国と記念式典を共同開催することで合意している。

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