食品大手マルハニチロは8日、「マルハニチロ カルピスゼリー」の一部からカビが見つかったため、同様の恐れがある出荷済みの約67万4千個を自主回収すると発表した。健康被害は確認していないという。

 6月下旬に消費者から指摘があり、複数の商品について容器の縁からカビが見つかった。マルハニチロがカルピスから商標権を得て山口県と山形県の工場でつくったもので、アサヒフードアンドヘルスケアなど他社がつくるカルピスゼリーは、回収の対象外だ。

 商品を着払いで送れば、代金を返す。問い合わせはお客様相談室(0120・040・826)へ。