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焦点:超高速取引の厳しい「台所事情」、利幅少なく競争も激化

2014年 07月 8日 11:28 JST
 
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[東京 8日 ロイター] - 人間がまばたきする間に1万回近い注文を出すことができる超高速取引(HFT)。日本株の取引では注文件数の最大6割を占めるまでに存在感を増している。その超人的なスピードゆえ、HFTは荒稼ぎしているとのイメージを持たれがちだが、実際の「台所事情」は厳しいようだ。

短期材料株には手を出さず、流動性を供給して薄い利幅を稼ぐという地味な取引手法が多いうえ、競合他社の増加で利幅がさらに薄くなっているとみられている。

<「見せ玉」疑惑の真相>

  ミクシィ(2121.T: 株価, ニュース, レポート)やCYBERDYNE(7779.T: 株価, ニュース, レポート)など個別材料株が人気化し、取引量が増えてくると必ずと言っていいほど、1つの「うわさ」が市場に出回る。

  HFTが見せ玉を出して取引を有利に進めているのではないか──。

見せ玉は、取引するつもりのない大量の注文を出すことによって株価に圧力をかけ、安く買ったり高く売ったりする違法行為だ。目的の取引が成立すると、見せていただけの大量の注文は取り消されるため、こう呼ばれる。

HFTは人間離れしたスピードを武器に取引を繰り返しているだけに、一部の中小型株で売買が急増して価格や気配が目まぐるしく変化するようになると、見せ玉を疑う声も出る。

しかし、こうした疑惑に対し、ある外資系証券の自己売買部門でHFTを手掛ける現役のトレーダーは、「そもそもそんな銘柄は取引しない」と真っ向から否定する。   続く...

 
 

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 7月8日、日本株でも存在感を増す超高速取引(HFT)は荒稼ぎしているとのイメージを持たれがちだが、実際の「台所事情」は厳しいようだ。写真は端末を操作するトレーダー。2009年1月撮影(2014年 ロイター /Toru Hanai)

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