高校2年生の夏休み課外授業が始まる直前、
朝ベランダから飛び降りる素振りを見せまして、
一人っ子の娘の不登校が始まりました。
思春期外来に行き、
薬の副作用から寝たきりの生活もありました。
鬱状態から双極性障害二型と醜形恐怖、
対人恐怖と過食に発展し半年通院しました。
その後の詳細はNO215のみかんさんのスレッドに書かせて頂いています。
図書館やネットで不登校対応の情報を集めました。
その中で、伊藤先生の子どもを大事に思う優しい対応が
うちの子には合っていると思いましたので
DVDを購入しまして、何度も拝見しました。
伊藤先生の凄いと思ったところは、
実際に不登校の子どもを引き取られ、一緒に住まわれ、
体当たりで子ども達のよりどころを作る活動を
長くされておられたという所です。
そして、お住まいの所では料理は伊藤先生が手作りして
食べさせているというところでした。
恥ずかしながら、
忙しさにかまけて出来合いのものなど
食事までは手が回らず、
子どもよりも生活する事に
一杯一杯で、
大人都合の生活をしていた事にやっと気が付き
それを改善する事ができました。
娘はお陰様で、3年生に進級し、
その後また学校に行けない時期もありましたが
無事卒業出来る運びとなりました。
卒業後は浪人して、
希望の大学に入り勉強したいとの事ですが、
その目標が今後変わろうとも、
親として見守り支えていこうと思っております。
高校生の親御さんはタイムリミットがありますし、
義務教育で無い為受けられるサポートには限りがあります。
その上親御さんがやらなければならない事がたくさんあります。
親御さんの苦しい時は、
どうか周りに助けを求めて下さい。
特に学校に籍がある間は、
学校の価値観でしか子どもを見る事が
出来なくなってしまいがちですが、
勉強以外での価値でも子どもの素晴らしさを見つけてあげて下さい。
親子の信頼関係は築き直せると、
子どもは自分で自らの人生を切り開く力が備わって来ると実感しています。
一区切りになりましたので、私もこちらに
書いてみようと思いました。
伊藤幸弘教育研究所さん、
本当に有り難うございました。
そして、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
※みかんさんのスレッドに付きましては
コチラへまとめたほうが良い場合は
遠慮なくご指摘願います。
お手数お掛けしますが、
どうぞ宜しくお願い致します。 |