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川内原発の審査書案取りまとめ 来週以降に
7月7日 17時57分

川内原発の審査書案取りまとめ 来週以降に
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原子力発電所の再稼働の前提となる安全審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発について、原子力規制委員会は、九州電力が提出した膨大な書類のチェックに時間がかかっているなどとして、早ければ9日としていた「審査書」の案の取りまとめを来週以降に延期しました。

原子力規制委員会は、先月24日に九州電力から川内原発1号機と2号機の安全対策についての書類の提出を受け、規制基準に適合したことを示す合格通知に当たる「審査書」の案を作成したうえで、早ければ9日の会合で取りまとめる予定でした。
しかし、九州電力が提出した書類がおよそ8600ページと膨大な量に上り、この内容の確認や「審査書」案のチェックに時間がかかっているとして、取りまとめは延期されることになりました。
「審査書」案は来週以降の会合で取りまとめられる見通しで、その後、一般からの意見募集がおよそ1か月行われるため、「審査書」が完成するのは来月になるとみられます。
さらにそのあとも、自治体の同意や規制委員会による機器や体制を確認する検査などの手続きがあるため、九州電力が目指す川内原発の再稼働は早くても9月以降になり、運転中の原発がない状態で夏を越す公算が強まっています。

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