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阿部、堺…男優タレントパワーは40歳超がリード
日経エンタテインメント!

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2014/7/7 6:30
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 「日経エンタテインメント!」が年1回公開している「タレントパワーランキング」。これは、タレントの「認知度」と「関心度」の調査データを基に算出したもの。「総合」「女優編」と続き、今回は「男優編」について解説する。男優ランキングでは、総合第4位の阿部寛が、2年連続でトップに。第2位は、2013年テレビ界を席巻した堺雅人。ジャニーズ勢では3~7位まで嵐の5人が占めた。また、大河俳優・岡田准一が大きくランクアップ。そのほか、若手では三浦春馬が躍進した。30代40代実力派も、変わらぬ強さを見せた。

スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めてつけた。上向きの矢印は前年に比べて、男優ランキングで30位以上アップした人
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スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めてつけた。上向きの矢印は前年に比べて、男優ランキングで30位以上アップした人

 男優部門第1位は、昨年に引き続き阿部寛。2012年以降連続ドラマ出演がなく、2014年も1月の『TRICK』(テレ朝系)、『新参者』(TBS系)とシリーズものの特番のみ。にもかかわらず、スコアを伸ばし1位をキープしたのは、CMの露出量とシリーズもののヒットに根ざした、役者・阿部寛への安心感によるところが大きい。主演映画『テルマエ・ロマエ2』も続編。その確固たる地位を、改めてデータが証明する形となった。

 僅差で2位だったのは堺雅人。2013年から15ポイントスコアを伸ばし、30位から急浮上。これは主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の大ヒットがもたらしたものだ。2010年ごろから主演男優の常連になっていた堺は、2013年7月期の『半沢~』の最終回で視聴率42.2%を記録。「倍返しだ!」という流行語も生み、テレビの歴史に残る作品となった。熱い銀行マンにふんした演技力も高く評価され、次に出演した『リーガルハイ』(フジ系)で演じた変わり者弁護士とのギャップも話題となった。ソフトバンクなどCM本数も増加。2013年のテレビの顔がしっかり結果を残した。

■20代では三浦春馬が上位

 若手でトップ30に食い込んだのは三浦春馬。高校生時代から主演俳優として活躍してきた三浦だが、2013年4月期の『ラストハートシンデレラ』(フジ系)では年上の女性を魅了する若者にふんし、一気に大人の俳優のイメージに。2014年1月期の主演ドラマ『僕のいた時間』(フジ系)では、自ら提案したという難病に立ち向かう青年役を体当たりで演じ、“役者・三浦春馬”を印象付けた。2015年公開予定の注目作『進撃の巨人』の主演も発表されており、今後も期待できそうだ。

 全体を通しては、3~7位にズラリと並んだ嵐を筆頭とするジャニーズ勢と、向井理、阿部サダヲ、大泉洋、香川照之、妻夫木聡ら30代40代のおなじみの顔がそろっているのは例年通り。

 そんななか、大河主演でジャンプアップした岡田准一とは別に、ベスト50圏外から急上昇したのがV6の井ノ原快彦だ。NHKの朝の情報番組『あさイチ』オープニングで、朝の連ドラ『あまちゃん』放送直後に発し続けた“受け”トークが話題に。それに付随して、番組内で見せるトークスキルの高さも注目されることとなり、ドラマとは違う角度から、“あまちゃん効果”を受けての躍進となった。

 同様に情報番組で司会・進行を務めているTOKIOの国分太一、山口達也、城島茂もそれぞれスコアを上げた。日常生活で人の目に触れる機会の多い情報番組やキャスター枠へと、勢力を拡大しているジャニーズ俳優の強さが表れた。

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阿部寛、岡田准一、三浦春馬、堺雅人、ジャニーズ

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