どのようにして色が見えている(識別している)のかを理解するためにも、まずはどのようにして私たちが物を見ているのかを 理解する必要があります。私たちが物を見るときには3つの条件がそろっていなければいけません。それは物を照らす光があること・見つめられる物体があること・物体を見つめる目があることです。それぞれ以下に詳しく説明します。
真っ暗な部屋の中で物を見つけることは不可能です。当たり前のことですが、物を見るためには光が必要になってきます。光の種類については太陽光もあれば、蛍光灯や白熱電球、またろうそくなど、数多くあります。それらによる見え方の違いについては後で触れることにします。
もちろん見ようとする対象になる物体がなければものは見えません。
目の働きについては興味のある方はいろいろと本が出ているので勉強してみてください。ここでは目の構造についてはほとんど触れませんが、目がないと物が見えないのはすぐわかると思います。