「世界で最も影響力ある人物」にプーチン大統領、フォーブス誌

2013年10月31日 11:37 発信地:ニューヨーク/米国

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×ロシア・サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で、主要20か国・地域(G20)首脳会議の閉幕に当たり記者会見するウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領(2013年9月6日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV

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【10月31日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)が選ぶ毎年恒例の「世界で最も影響力のある人物」の2013年番付が30日発表され、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がおととし、昨年と連続で1位だったバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を抜いて1位に選出された。米露関係が冷え込む中、オバマ大統領は3年ぶりに2位の座に甘んじることとなった。

 フォーブス誌は、選考理由について「プーチン氏はロシア国内の統治を強めている。一方、オバマ氏は任期2期目の大統領としては異例の速さで影響力を失いつつある。最近では米政府機関閉鎖の混乱が良い例だ」と説明している。

 ロシアは8月、米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)の元職員で大量の機密情報を漏えいさせたとして米当局に訴追されたエドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者の一時亡命を認めた。その1か月後には、米国がシリアに対するミサイル攻撃も辞さないと警告する中、シリア政府との交渉で化学兵器破棄計画をとりまとめ、米国の攻撃を回避させた。

 フォーブス誌は「今年のシリアとNSAの問題をめぐる対局を見ていた人なら、個人の影響力の構図が変わったことが誰の目にも明らかだろう」と書いている。

 3位には中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が入った。4位はローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王、5位はドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相だった。

 2013年の「世界で最も影響力のある人物」全番付は「www.forbes.com/power」で公開されている。(c)AFP/Michael MAINVILLE

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