2013年03月01日

ジャンプリストの「いつも表示」に登録する(Windows7)

Windows7(8は使ったことがないので、たぶん同じかと)の話しですが、これ結構、知られていないようですね。

Windows7のデスクトップのタスクバーにあるインターネット・エクスプローラ(以下IEと書きます)のアイコンを右クリックすると「よくアクセスするサイト」とタイトルされたリストが表示されます。これを「ジャンプリスト」と言います。
ジャンプリストの「よくアクセスするサイト」は、ユーザのWebページの閲覧状況をWindows7が監視していて、よくアクセスしているサイトをリストアップしてくれてあり、ユーザがいちいちIEを起動しなくても、直接、そのサイトのページを開くことが出来ます。
ただし、Windows7が常に監視している訳ですから、自分の好みのサイトであっても、ある時期、他のサイトへのアクセスが多かったりすると、そちらがリストアップにノミネートされ、自分の好みのサイトはランク外になってしまう事もあります。
実は、「よくアクセスするサイト」にリストアップされているうちに、そのサイトの右側にある「押しピン」のマークをクリックすると、ジャンプリストの上部に、「いつも表示」とタイトルされたリストが追加され、そちらの方へサイトが移動します(正確にはサイトのショートカットが・・です)。
「いつも表示」の方に登録されたサイトは、その後の閲覧状況に関係なく、つねにサイトが表示されます。

と、ここまでは、大体、Windows7のユーザの方は分かっていらっしゃるのでは、と思います。

さて、この「いつも表示」ですが、上の通りですと、「よくアクセスするサイト」に登録されないと、「いつも表示」に移せない、と言う事になります。初めて閲覧したサイトで、今後いつも見たいと言った場合に、すぐに「いつも表示」には登録できない、と言う事になります。

実は、ひとつ、裏ワザがあります。

まず、IEで「いつも表示」に登録したいページを表示します。表示されているページの中で右クリックし、メニューの中から「ショートカットの作成」を選択し、デスクトップ上に、そのサイトのショートカットを作成します。

次に、デスクトップ上のそのショートカットのアイコンをマウスでタスクバーのIEのアイコンのところまで、ドラッグします。「InternetExplorerに表示する」と表示されたらドロップします。
これで、あらためてジャンプリストを表示すると、ドラッグ・アンド・ドロップしたサイトが、「いつも表示」にしっかり登録されて居る筈です。デスクトップのショートカットは削除して構いません。

「いつも表示」から、サイトを選ぶとき、ついつい右側の「押しピン」をクリック(クリックすると「いつも表示」するものから外されます)して、消してしまうことが有りますが。上の方法で登録しなおすことが出来ます。

よくデスクトップにお気に入りのショートカットをたくさん置いている方見かけますが、この方がずっとスッキリしていて、カッコよいですね。

なお、この話はIEについて書きましたが、タスクバー上の他のアイコンについても、同じような具合(インターネットではないから、表現、詳細等違ってきますが)になっています。

katsuyausami at 17:12│Comments(2)TrackBack(0)つぶやき日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by d3   2013年03月29日 02:17
5 店主様
初めまして。
時々拝見させていただいております。

今回の裏技、とても勉強になりました。ありがとうございました。

 ところで、全く話は違うのですけれど、MS Officeの365って、ExcelVBAとかどうなるのか心配で。
拾い読みするかぎり、JavaScriptでVBAに替わるコードを書かなくてはいけないとか?
 よろしければ店主様のご見解をお聞かせ願えればと存じます。


2. Posted by IT工務店   2013年03月29日 23:18
d3様 コメント有難うございます。すぐにお返事をしようとしたのですが、何故かうまくいかず(コメント受け入れ直後のコメントは受け付けられないのかも?)、遅くなり申し訳ありません。
365と言うより、WebAppについてと言う事と思いますが、私も実際に試してみて居りませんし、マイクロソフトさんもどうも歯切れの悪い事しか仰って頂けないので、確かなことは分からないのですが。推測でお話ししますと、WebAppでのエクセルは、ユーザ定義関数のようなファイルのI/Oが伴わないようなマクロは多分動くのだろうと思います。マクロ内からクラウド上のファイルを直接アクセスするような事は出来ないと思われます。つまり、単体のエクセルファイルの中で使用している分には使える(使える機能、使えない機能はありそうですが)と思いますが、他のファイルと連携するようなパターンではたぶん使えないのではと思います。本気で考えるなら、Azureでと言う事になるのではないでしょうか。
なお、最近よく広告されているSurfaceRTに搭載されているOffice2013RTは、マクロ(当然VBAも)をサポートしていないと謳っています。
以上、不確かな回答で申し訳ありません。今後、実証できる機会が有りましたら、blogにアップさせて頂きます。
有難うございました。

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