朝ごはん特集 簡単サラダ編| 第1話:朝をラクにする時短術!
朝ごはん特集vol.3 夏の朝サラダ
第1話:朝をラクにする時短術!
みなさま、こんにちは。
フルタヨウコです。
梅雨にはいり、じめじめしたり
一気に暑くなったりとめまぐるしく
変わる気候で、体調も崩しがちになって
いるかたも多いのではないでしょうか?
梅雨があけると汗もさらにかきやすく、
火を使う調理がおっくうになってきます。
そういう時はついつい食事の準備、
特に慌ただしい朝に朝ごはんの準備が
面倒になってきそうですね。
しかし、夏バテをしないようにするには
3食しっかり食べることも大事です!
そこで、不足しがちな水分も採れて
簡単に用意できるサラダを朝ごはんで
作る技を4日に渡ってご紹介していきますね。
【INDEX】
■第二話 (7月8日更新)
食べる分だけつくれるドレッシング。和風編
■第三話(7月9日更新)
食べる分だけつくれるドレッシング。洋風編
■第四話(7月10日更新)
週末はパンサラダでブランチ。
朝ごはんを手短かに作るための下準備。
朝は時間との勝負ですよね。
葉もの野菜を洗って水気をきって、
味つけをして、、、と思うと
私もサラダはなしでいいかと
諦めてしまいそうになります。
そこで、朝くじけずにサラダを
手軽に作るために私がいつも
している下ごしらえをご紹介しますね。
サラダに向く野菜の下ごしらえ3通り。
下ごしらえといっても野菜の種類によって
異なります。
今回は3通り。
その1 密閉袋にいれてそのまま保存
その2 塩もみして保存
その3 マリネして保存
では、それぞれの保存方法にあう
野菜をみていきましょう。
その1 葉ものは密閉袋でそのまま保存
サラダといえば葉もの野菜ですよね。
レタス、ルッコラ、クレソン、水菜、、、
私は春菊は生で食べるほうがさっぱり
食べられるので好きです。
このような葉もの野菜は洗って
密閉袋にいれて保存しましょう。
その2 塩もみする野菜は、水気多めのものを
キャベツ、きゅうり、かぶなど
水気が多めの野菜は切りたての
瑞々しさもよいですが、
余裕のない朝にはあらかじめ切って
塩もみしておいたものが使いやすいです。
下ごしらえする手間がちょっとかかる
ゴーヤも塩もみおきましょう。
その3 固い野菜や果物はマリネに
にんじんや玉ねぎなどの根菜や
パプリカやピーマンなどの固い野菜、
カットが面倒な果物などは
塩とビネガーをまぶして
マリネにしておくと柔らかくなって
味が染み込んで便利ですよ。
そう、野菜の固さや水分量で
下ごしらえの方法が異なるのです。
実際に保存方法をお見せします!
下ごしらえの方法
その1 葉ものの保存
葉もの野菜は収穫した後、水を吸っておらず、
のどが乾いている状態です。
さらに夏だと暑さでばてています。
そう、人間や切り花と同じ状態なのです。
なるべく早く水を与えて涼しい場所に
うつしてあげましょう!
クレソンやルッコラ、春菊はキッチンばさみで
下の部分を少しカットして水あげします。
レタスは一枚一枚はがしてついている
土を水でよく洗い流します。
それぞれきれいな水でよく洗い、
さっと水気をとって
(ザルにいれてふったり、
サラダスピナーにかけたり)
密閉袋にいれます。
こうしておけば、冷蔵庫の中で
乾燥せず、みずみずしさを保ったまま
保管できます。
【ポイント】
・食べやすい大きさには刻まないこと
刻んでしまうと切り口が変色して
しまいます。
・完全に水気をきらないこと
水気がなくなるとしおれてしまいます。
その2 野菜は塩もみで保存力アップ
キャベツやきゅうり、かぶや
ゴーヤなど水気のある野菜は
塩もみして水気をだして保存します。
まずはそれぞれ洗ってカット。
ゴーヤは食べやすくなる程度に
苦みをとるため、塩水にさらします。
キャベツは好きな大きさに
カットでよいのですが、
芯の部分は固いので、
薄く千切りにします。
キャベツ4〜5枚につき、
塩小さじ1杯くらいが目安。
あ、右に写っているのが塩。
愛用している小さじから大さじまで
ひとつで測れる計量スプーンです。
カブは2個で塩小さじ1くらい。
キュウリは2本で塩小さじ1。
ゴーヤは1本につき塩小さじ1。
塩加減はお好みで。
少なくした場合は1〜2日で
食べきりましょう。
書いた塩の量くらいだと4、5日
冷蔵保存できます。
野菜と塩を密閉袋にいれ、
野菜に塩が染み込みやすいよう、
上から軽くもみます。
【ポイント】
・固い部分は薄くスライス
厚いままだと塩もみしても食べやすくなりません。
・塩をまぶしたあと軽くもむこと
もむことによって水がでやすくなります。
【保存のめやす】
塩加減を記載とおりにした場合は
冷蔵庫で4〜5日
少なめの塩分にしたら1〜2日
その3 マリネも冷蔵庫にあると安心。
マリネは固い野菜が柔らかくなる上に、
作ってすぐに食べるよりも
少し時間をおいてなじませたほうが、
味がしみて美味しくなるので、
保存食にぴったりの調理法です。
今回は、にんじん、パプリカピーマン、
玉ねぎ、プラム(リンゴや柑橘類でも)で
作りますね。
【加熱するマリネ】
玉ねぎとにんじんは固く、
生だと味がしみこみにくいので、
加熱をします。
【材料】
玉ねぎ 1個
塩 小さじ1程度
赤ワインビネガー 小さじ2
カットした野菜と上記の
材料を火にかけます。
赤ワインビネガーは酸味がまろやかで、
すっぱいのがあまり得意でない
私のお気に入りの酢です。
加熱する時に赤ワインビネガーを
いれるのは、酸味を少しとばして
さらにまろやかにするため。
このくらい沸騰したら火をとめましょう。
火をとめて熱さが落ち着いたら
保存容器にいれ、軽くふたをのせて
粗熱をとります。
冷めていく間に味がしみこみます。
【加熱しないマリネの場合】
【材料】
パプリカやピーマン 計2個
プラム 3個
塩 小さじ1
赤ワインビネガー 大さじ1
生のまま食べやすい大きさにカットして
調味料と和えて保存容器にいれてください。
【保存のめやす】
・冷蔵庫で約1週間程度
下準備した野菜でささっとサラダ
下準備ができた野菜を使って
ささっとサラダを作っていきましょう!
まずは、レタスに塩とナッツ、オリーブオイル
をかけたもの。
塩もみしたゴーヤにほんのちょっと醤油を
たらし、たっぷりかつお節をのせただけで
和風サラダできあがり。
クロス:Kracht/キッチンクロス/ドレスデン/タータンチェック(ブルー×ブラウン)
塩もみキャベツはごま油と白ごまを
かけると、、、
あっという間にもう1品!
かつお節やごま油は塩もみ野菜と
好相性なので、きゅうりとかぶも
合いますよ〜。
1日目の今日は朝ごはんにぴったりの
時短術をご紹介しました。
明日はこの下ごしらえしたものを使って
和風サラダを何品か作ります。
お楽しみに!
朝ごはん特集 簡単サラダ編
■第二話 (7月8日更新)
食べる分だけつくれるドレッシング。和風編
■第三話(7月9日更新)
食べる分だけつくれるドレッシング。洋風編
■第四話(7月10日更新)
週末はパンサラダでブランチ。
果物のごはん、果物のおかず: いつもの食材と果物の 思いがけない組み合わせ フルタ ヨウコ 誠文堂新光社 2013-04-24 |