資金調達をせずにスケールさせるスタートアップの戦略とは

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こんにちは! ブランディングエンジニアのCEOをやっている河端です。

 

記事などを書いたことはないので、文章構成が乱雑だったり、表現が稚拙だったりすると思いますが、よろしくお願い致します!

 

今回の記事は弊社の創業からの道のりと資金調達をしなかった弊社はどのように資金を回しているのかを簡単に紹介したいと思います。

まず前提として弊社の事業ドメインは

  1. 「自社サービス」
  2. 「受託制作」
  3. 「人材事業(新卒採用支援、SESなど)」

を行っております。

 

多くの昨今のスタートアップは1の自社サービスに注力し、 それを掲げて資金調達を行います。   弊社では上記の経営スタイルをとっていません。

 

なぜ弊社が事業ドメインを3つも持っているかを説明いたします。

 

 

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1. 自社サービス

これに関してはスケールさせるためというのが大きな理由です。 しかし受託制作などに比べ、キャッシュポイントが後ろになりがちです。

 

なので、弊社のような資金調達をしていない会社としてはできるだけキャッシュポイントが手前になるようなサービスを選択しています。

 

しかし、7月には会社を懸けたキャッシュポイントをほとんど考えていないサービスをローンチしますので期待してて下さい!

 

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2 受託制作

受託制作に関しては3つの理由があります。

1つ目はシンプルに自社サービスに比べ、マネタイズの確度が高く、安定することです。

 

2つ目は教育のためです。 弊社のようなスタートアップは正直エンジニアのレベルがまばらです。

上級エンジニアではない人間にいきなり大規模な自社サービスのコードを書かせてもコードが汚く、実用化は難しいものです。

なので、自社サービスに比べロードマップが短い受託をやってもらい、上級エンジニアが質を担保する体制を取っています。

 

3つ目に個人のモチベーションのためです。
スタートアップは人が全てです。そのため常にメンバーに成長させる機会を与えなければいけません。

もし、自社サービスだけやっていると『フロントエンジニアいまやることないよね』のような状況を作り、メンバーのモチベーションを下げます。

それを防ぐためにも必要不可欠なのです。

 

いいプロダクトを作る目的と個人の目的、そして会社の目的を常に忘れずに制作に取り組むことがさらなるレベルアップにつながる。

そしてその先にいるお客様に必ず満足していただく。これがBEの受託制作です。

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3 人材事業

これにも3つ理由があります。

1つ目は受託制作同様、自社サービスに比べ、マネタイズの確度が高く、安定することです。

 

2つ目は弊社のようなスタートアップが大規模な会社と営業網を繋げるためにはいきなり制作案件よりも人材採用支援などを行うことの方が圧倒的に企業側も受け入れてくれやすいです。

そのため、まず人材事業で営業を掛け、そこで信頼関係を築き、次の人材事業以外に繋げます。

 

3つ目はスタートアップは何度もいいますが人が全てです。 ビジネスを交えながら常に優秀な人間にアタックできる。

 

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【まとめ】

弊社の前半の経営戦略としては倒れづらい会社を作り、その資金を事業や人にどんどん投資していき、最終的に自社サービスでグローバルで1番の会社を目指しています。

当然、資金調達してサービス1本に比べスケールするまでの時間はかかります。

どんな経営スタイルにも長所と短所がありますが、弊社はこのスタイルで精進していきます!

 

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