渋谷の繁華街で男性２人刺され１人死亡

7月7日 8時06分

７日未明、東京・渋谷の繁華街で、路上生活者とみられる男性２人が足や腹から血を流して倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたがこのうち１人が死亡しました。
警視庁は立ち去った別の男が２人を刺したとみて殺人などの疑いで行方を捜査しています。

７日午前１時前、渋谷区神南の歩道で、「男性が倒れていると」通報があり、警察官が駆けつけたところ中年の男性２人が足や腹から血を流して倒れているのが見つかりました。
２人には刃物で刺されたような傷があり、いずれも病院に運ばれましたが、５０代とみられる男性がまもなく死亡しました。
もう１人の男性は搬送時、意識はあったということです。
警視庁によりますと、２人はいずれも路上で生活をしていたとみられ、３０分ほど前に別の男と口論になり、刺されたとみられています。
男は年齢が６０歳くらいで、身長が１メートル７０センチくらい、白いシャツに黒いズボンで、白いベレー帽をかぶり、眼鏡を掛けていたということで、警視庁は殺人などの疑いで行方を捜査しています。
現場は渋谷駅から北におよそ５００メートルのファッションビルなどが建ち並ぶ「公園通り」の交差点です。