脱法ドラッグ「使いたくない」「ダサい」ネーミングに?新名称募集

2014年07月04日 掲載販促会議 編集部

8人が死傷したJR池袋駅近くでの暴走事故など、「脱法ドラッグ」吸引による犯罪や事故が相次ぎ、厚生労働省と警察庁は4日、「脱法ドラッグ」の新たなネーミングを募集すると発表した。厚労省と警察庁担当者で新名称を選び、7月中をめどに具体的なPR施策を検討する。

「若い人が手を出そうと思わないようなかっこ悪いもの、という基準が明確にあるわけではないが、そういうネーミングがあってもいいかもしれない」(厚労省医薬食品局監視指導・麻薬対策課)。

実際、厚労省研究班の調べでは、「脱法ドラッグ」を使ったことのある人の平均年齢は33.8歳で、シンナーや大麻、覚せい剤と比べて最も若い。国立精神・神経医療研究センターの2012年調査では、中学生120人に使用経験があることもわかった。

新名称の要件は(1)危険性の高い薬物である、(2)幅広い世代が理解できる、(3)「ハーブ」という名称は特に誤解を招くので原則使わない、(4)公序良俗に反しない、の4点。

電子メール、郵送(はがき)で7月5日から18日まで受け付ける。

関連記事

  1. 新型・山手線、「中づり広告」なぜ消える?
  2. 素人集団だからこそ常識にとらわれなかった~「楽天カフェ」オープンへの道~
  3. 「なぜ、我々は海賊の旗を掲げるのか」——TBWA\HAKUHODO 座間一郎社長に聞く
  4. 電通テック、自社開発ブランド第2弾は登山者向けの土産グッズ
  5. 目の前にある仕事を「いまやるべきこと」としてやり遂げる

Pick Up!

注目記事

コラム

新刊情報

SEN_2015ADRG広告界就職ガイド2015

宣伝会議 編
定価:本体 1,680円(税込)

広告の仕事を詳しく知り、自分に合った仕事や会社を見つけられる、広告界就職の決定版。コピーライターや営業、プランナーなど職種別の先輩インタビューのほか、主要広告会社の採用プロセス、広告関連会社1050社の会社データを掲載。

pole_man01電信柱の陰から見てるタイプの企画術

福里真一 著
定価:本体1,680円(税込)
2013年10月30日より順次発売

『宣伝会議』で連載された同名の連載が遂に書籍化! サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」など、人気CMを生み常に多くの人に受け入れられるアイデアを考えている福里真一の企画・発想術が詰まった一冊。

ページの先頭へもどる