ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)が福島県西白河郡矢吹町と中島村で開発を推進している「ユーラス矢吹中島ソーラーパーク」の安全祈願祭が、4月8日、矢吹町長、中島村長をはじめとする地元関係者や工事関係者の参列のもと、建設予定地で開催された。
建設を進める発電所の総出力は8MWで、2015年3月の運転開始を目指し、矢吹町と中島村にまたがる約28haの敷地に約5万枚の太陽光パネルを設置する。太陽光パネルは京セラ製で、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製。四国電力系の電設会社である四電エンジニアリングがEPC(設計・調達・建設)サービス事業者になる。
発電した電力は東北電力に売電する。一般家庭の約3000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約5500tの二酸化炭素の削減効果が見込まれる。