熱田神宮で奉納土俵入り 14年ぶりの3横綱に拍手
2014年7月5日16時30分 スポーツ報知
大相撲名古屋場所(13日初日・愛知県体育館)を前に恒例の奉納土俵入りが5日、名古屋市熱田区の熱田神宮で行われ、2000年の曙、貴乃花、武蔵丸以来14年ぶりとなる3横綱そろい踏みに約4500人の観衆から大きな拍手が送られた。
史上3人目の優勝30回を狙う白鵬は日馬富士とともに不知火型、横綱昇進2場所目の鶴竜は雲竜型の土俵入りを披露。先場所9勝からの巻き返しに向けて精力的に出稽古を続ける鶴竜は「(熱田神宮での土俵入りは)初めてなので、新たな気持ちになって引き締まる。もちろん(優勝を)目指す」と意気込んだ。
白鵬は報道陣の問いかけに無言を貫いた。部屋関係者によると、週明けの7日から出稽古を開始するという。日馬富士は「久々の土俵入りだから良かった」と話した。
3横綱は土俵入り前に日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)や稀勢の里、琴奨菊の両大関らと参拝も行った。