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イスラム過激派が襲撃 ケニアで29人死亡
7月6日 21時34分

イスラム過激派が襲撃 ケニアで29人死亡
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イスラム過激派組織による襲撃が相次いでいるケニアの沿岸部では、5日、新たに2つの町が襲撃されて29人が死亡し、治安の悪化が深刻となっています。

ケニア東部のインド洋沿岸部で5日夜、武装グループが2つの町を次々と襲撃し、警察署に押し入って勾留されていた容疑者を逃走させたほか、民家に火をつけたり銃を乱射したりして、これまでに少なくとも29人が死亡しました。一連の襲撃について、隣国ソマリアに拠点を置くイスラム過激派組織「アッシャバーブ」が6日、声明を出し、「警察署に勾留されていた仲間を解放した」と犯行を認めました。
この地域では、先月も別の町や村が武装勢力に相次いで襲撃され、3日間で60人以上が殺害されたばかりで、これについてもアッシャバーブが犯行声明を出しています。
一連の襲撃をアッシャバーブはソマリアに軍事介入したケニア政府への報復だとしていて、今後もテロを続けると警告しています。
これに対して、ケニアの治安当局は取締りを強化していますが、抑え込むことはできておらず、治安の悪化に歯止めがかからない状況となっています。

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