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【ゴルフ】

松山6打差22位タイ 予選落ち危機を粘った

2014年7月5日 紙面から

第2日、16番でアプローチショットを放つ松山英樹。通算イーブンパーで22位タイ=ザ・ノースカントリーGCで

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◇セガサミー・カップ<第2日>

 ▽4日、北海道千歳市、ザ・ノースカントリーGC(7050ヤード、パー71)▽晴れ、気温22・1度、風速8・1メートル▽賞金総額2億円、優勝4000万円▽148選手(うちアマ6人)▽観衆4312人

 松山英樹(22)=レクサス=が耐えて上位をうかがう位置につけた。いまひとつ調子に乗れないながらも2日連続71で回り、通算イーブンパーの22位タイ。首位に6打差で迎える第3日は、元祖怪物・川岸良兼(47)=ミズノ=と同組に決まった。石川遼(22)=カシオ=も71で通算2アンダーの11位タイ。トップは通算6アンダーで韓国の黄重坤(ハン・ジュンゴン)、藤本佳則(24)、小田孔明(36)ら4人が並んだ。

 最終18番パー5。松山はグリーン右バンカーからの第3打を1メートルにつけて1パット。予選落ちの危機を脱するバーディー締めに、ギャラリーは大喝采。「昨日のようにスタートでつまずいてしまって苦しい中、パープレーでまとめられて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 この日は、1、2番で連続ボギーも4、9番でバーディー奪取。しかし12番でボギー。通算1オーバーとなり、この時点で55位タイと、予選通過のボーダーライン上。1打も落とせない状況となった。迎えた13番パー4は第1打が左の林に入り、第2打で木の間を抜いてグリーン右ラフ。ピンまで約10ヤード。ウエッジのフェースを開いてのロブショットはピンをかすめて数10センチにピタリ。パーを拾った。16番パー3では第1打グリーン外しからの寄せがピンを3メートルオーバー。これを一発で沈めてパー。苦しい展開に、土壇場で耐えて粘り腰を見せ「(予選)カットラインを意識しなければいけない順位だったけど、それ以前に自分のショット、ストロークが良くなかった。そういう中で粘り強いプレーができたのが大きかった」と振り返った。

 午後スタートの組がスコアを落としたため、終わってみれば松山の順位は22位。第3日は“元祖・怪物”と呼ばれる川岸良兼と同組。「フィーリングは昨日(第1日)よりもいい。何回かいいアプローチもしたけど、まだまだです。練習します」と言った松山は、取材対応を終えると練習場に向かった。 (櫛谷和夫)

 

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