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【芸能・社会】

AKB厳戒 1カ月半ぶり握手会 警備員7倍、柵越しの対面

2014年7月6日 紙面から

フェンス越しにファンと握手を交わす渡辺麻友=東京・有明で

写真

 5月に起きたメンバーへの切りつけ事件で見合わされていた、AKB48の握手会が5日、約1カ月半ぶりに東京・有明の東京ビッグサイトで再開された。事件以降、名古屋や横浜での握手会が中止になっていた。

 金属探知機によるボディーチェックや荷物の持ち込み制限など、警備体制を大幅に強化。厳戒態勢での催しとなったが、ファンも全面協力。大きな混乱もなく、メンバーとの久々の個別対面はスムーズに進んだ。

 この日は午前8時に開場。総選挙1位になった渡辺麻友(20)ら、姉妹グループ含めて250人のメンバーが参加。5月25日の岩手県での握手会で暴漢に切りつけられ、負傷した川栄李奈(19)と入山杏奈(18)は静養のため欠席した。

 主催のキングレコードなどの説明によると、警備員は過去の握手会の7倍となる総勢350人を配置。私服警察官の姿もみられた。

 ファンは荷物を預けたあと、ポケットに手を入れられないよう、両手を前に広げたままメンバーのもとへ。メンバーとの間には高さ約1メートルのフェンスを設置し、フェンス越しの握手。メンバー警護のスタッフも、1人当たり2人から4人に増員された。また、会場全体の見通しをよくして、不測の事態にも素早く対応できる体制をとった。

 全国から集まったファンは、メンバーの「お久しぶり!」の言葉に笑顔を浮かべた。高橋みなみ(23)は自身の交流サイトに差し出す手のひらの写真を掲載し、「会えてよかった」と喜びをつづった。

 無事な進行に主催者側はホッとした様子。ファンはフェンス越しの握手について「メンバーの安全のため当面は仕方ない」と理解を示す声が多かった。今後は北海道(13日)などで開催が予定されているが、主催側は「今回の結果を踏まえ、予定通り実施するかどうかを検討する」という。

 

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