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日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

Author:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
わたしたちは日本軍「慰安婦」問題解決のため、関西を中心に活動しています。

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【報道資料】キル・ウォノクハルモ二・挺対協国連キャンペーン
 皆さま

 韓国挺身隊問題対策協議会です。
 
6
11日に韓国を出発した
キル・ウォノクハルモ二と挺対協の国連人権理事会およびフランスでの活動報告と日程をお知らせします。
 



国連人権高等弁務官室副弁務官面談
および
日本軍「慰安婦」問題解決のための世界1億人署名150万筆を国連人権理事会議長室に提出

  

 *キル・ウォノクハルモ二、国連人権高等弁務官室副弁務官との面談を通じて再度国連の協力を要請

 *アムネスティ・インターナショナル、日本軍「慰安婦」問題解決のための世界1億人署名支持連帯声明発表

 

 現在挺対協は、国際社会に日本軍「慰安婦」被害者の訴えと日本政府の問題解決を要求する世界の人々の声を伝えるため、第26回国連人権理事会期間にあわせ、スイス・ジュネーブで活動中です。

 613日には日本軍「慰安婦」をテーマに国連内イベント<正義のための生存者と市民社会の声>を開催し、日本軍「慰安婦」問題の歴史と活動運動史、ハルモ二の絵画作品および韓国・フィリピン・インドネシア被害者の写真展示会を行いました。この場で日本軍「慰安婦」被害者キル・ウォノクハルモ二は「13歳で故郷を離れ、日本軍性奴隷にされ苦痛を受けたためここまで来ました。再び未来の世代にこのようなことが起きてはいけないとこうやって遠くまでやってきました」と訴えました。この日のイベントは、中国・ギリシャ・アメリカ政府代表らが参席し、中国政府は強い語調で日本政府の問題解決を求めました。また、日本の侵略戦争当時、インドネシアに居住して被害を受けたオランダ人生存者も日本政府の責任履行を求め支持を表明しました。

 16日正午にあった国連人権高等弁務官室Flavia Pansieri副弁務官との面談の場では、キル・ウォノクハルモ二が「13歳で工場の技術を教えてやるというのでついていき過酷な被害にあった、長い歳月闘ってきたが日本政府は20年が過ぎても何も応えていない、今後絶対に同じことが未来の子どもたちに起こらないよう、こうしてやってきたのだから協力をお願いします」と、国連の協力を要請しました。挺対協も国連次元の持続的で強力な解決を求めました。これに副弁務官は、「ハルモ二の経験をわかちあうことができてありがたい、ハルモ二の言葉どおり再び女性が被害を受けないよう努力する。これまで弁務官は日本軍『慰安婦』問題に関心を持って提起してきており、今後も続けるつもりだ」と再度問題解決への国連の活動を約束しました。

 続けて162時(現地時間)には、<日本軍「慰安婦」問題解決のための世界1億人署名運動>で集めた約150万人の署名を国連人権理事会議長室に提出しました。提出には世界YWCAも同行し、署名運動と日本軍「慰安婦」問題解決要求への支持を明らかにしました。

安倍首相の再任後、日本軍「慰安婦」問題に対する責任回避と被害者の苦痛を加重させる妄言が過激になっていることはもちろん、河野談話を無力化させようとの動きまで出ている危険な状況の中で、挺対協は2013年から世界市民の力で日本軍「慰安婦」問題の速やかで正しい解決のため<日本軍「慰安婦」問題解決世界1億人署名運動>を推進してきました。この間、国内外各地での賛同に後押しされ、昨年8月に日本軍「慰安婦」メモリアルデー世界連帯集会で100万人達成を宣布した後も多くの署名を集め、20146月現在までに韓国や日本、アメリカ、南米国家(ボリビア・エクアドル)など全世界92カ国で約150万人が署名(オンライン834,959人、オフライン673,095/2014.6.10現在1,508,054人)に賛同しました。特に、この署名には韓国・フィリピン・中国などの日本軍「慰安婦」被害者も賛同しています。

今回提出された署名には、韓国の国会議員300人(20137月基準)中、238人の署名も含まれています。まだ署名に賛同していない62人の国会議員には、814日の世界日本軍「慰安婦」メモリアルデーにあわせて日本政府に署名を提出する期日までに賛同を要請し、当日には署名賛同議員の名簿も公開する予定です。

また、アムネスティ・インターショナルは<日本軍「慰安婦」問題解決のための世界1億人署名>に対する支持声明を発表しました。

スイス・ジュネーブでの国連活動につづいて、619日にフランス・パリへ移動します。EU決議案7周年を迎えフランス議会での日本軍「慰安婦」決議採択のため、議員および政治圏面談とパリ観光地での世界1億人署名運動を展開し、ソルボンヌ大学での証言集会、水曜デモ、現地マスコミインタビューなど多様な活動を行います。

 

**** 今後の日程 *****

 

6/20(金)~22日(日) フランス現地メディアインタビュー、フランス政党および関連団体面談
6/23(日)ソルボンヌ大学証言集会
6/24(火)フランス決議案推進のための上院女性権委員会代表および議会関係者等政治圏との面談
6/25(水)日本軍「慰安婦」問題解決のための水曜デモ(12:0014:00/シャイヨー宮前)

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挺対協 | 10:51:17

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