2014.7.7 00:19

可夢偉、大荒れのレースで15位 ハミルトンが今季5勝目/英国GP(2/2ページ)

15位で完走した小林可夢偉(ロイター)

15位で完走した小林可夢偉(ロイター)【拡大】

 1月に亡くなった父・ジョンさん(享年70)を追悼するGPとして今大会を戦ったジェンソン・バトン(34)=英国、マクラーレン・メルセデス=は4位。母国GPで初の表彰台を逃した。ニコ・ロズベルク(29)=ドイツ、メルセデス=はギアの故障でリタイア。ランキングは首位のままながら、今季初めて無得点でレースを終えた。

 最初のスタート直後には、18番手スタートのキミ・ライコネン(34)=フィンランド、フェラーリ=がスピンして、F1出場200戦目に臨んだ15番手スタートのフェリペ・マッサ(33)=ブラジル、ウィリアムズ・メルセデス=と衝突する事故が発生。チーム売却後、新体制下で初のGPに臨んだ小林可夢偉(27)=ケータハム・ルノー=は得意の事故回避能力でライコネンの車を避け、15位で完走した。(結果は暫定)

小林可夢偉の話「(スタート直後のクラッシュは)避けられてラッキーだった。少しダメージを受ける程度だった。再スタート後はとにかく前の集団を追い掛けるだけだった」