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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】エルド27&28号 広島12年ぶり貯金ターン2014年7月5日 紙面から
◇広島7−1ヤクルト広島は2回に広瀬の犠飛と倉の適時打で2点を先制。3回は丸とエルドレッドの連続ソロで2点を加え、5回はエルドレッドの2打席連発の28号3ランで加点した。前田は7イニング1失点でリーグトップに並ぶ8勝目。ヤクルトは4連敗。 何度、この男のバットに球場が沸いただろう。マツダスタジアムの空に描かれたアーチ。「勝利に貢献できた」。放ったのはエルドレッド。鯉党に歓喜をもたらす、2発の花火だ。 丸の右越えソロで3−0として迎えた3回1死だ。ナーブソンの初球、外角のチェンジアップをバックスクリーンへ放り込んだ。2者連続本塁打となる27号ソロ。「本塁打を打たれた後の投手心理は分かっている。甘い球をとらえられた」。狙い通りの一発だ。 これで終わらない。4−0の5回1死一、二塁では左越え28号3ラン。試合を決める2打席連続弾をたたき込んだ。1試合2発は今季5度目。通算では8度目となる。野村監督は「主軸がいい働きをしてくれた」と手放しでたたえた。 “レジェンド超え”が視界に入る。28本塁打と75打点はリーグ2冠。このハイペースを維持すれば、シーズン56本塁打で150打点だ。本塁打と打点の球団記録は山本浩二が持つ44本と113打点。ミスター赤ヘルを超えることになる。 さらに昨季、60本塁打でプロ野球本塁打新記録を達成したバレンティン(ヤクルト)を上回ることも夢ではない。バレンティンは昨季、73試合目で28号を放った。エルドレッドは72試合目。「数字は終わってから」と意識していないが、1試合早いペースだ。 シーズン折り返しの72試合目を白星で飾った。折り返しを勝ち越して迎えるのは2002年以来12年ぶり。「勝つことは使命感。これからも勝ちに貢献したい」。主砲の真っすぐで力強い言葉。それが何よりも頼もしい。 (市尻達拡) PR情報
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