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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】長野がサヨナラ打 3ボールから会心一振り2014年7月6日 紙面から ◇巨人7−6中日
中日はサヨナラ負けで3連敗。1点を追う8回は内野ゴロの間、2点ビハインドの9回には森野が2点適時打と、終盤に2度追いつく粘りを見せたが、6−6の延長10回、5番手の又吉が長野に左中間適時打された。巨人は今季最多の貯金14。中日は救援陣が誤算だった。 ◇ 終盤にもつれて二転三転したゲームで、長野が気まぐれな勝利の女神を振り向かせた。延長10回1死二塁で中堅左を破るサヨナラ打。お立ち台で「うれしかった。こういう試合を勝てて良かった」と笑顔を浮かべた。 思い切りの良さと集中力が光った。打ったのは3ボールからの甘いスライダー。「思い切っていけというサインだったので思い切っていった」。待球させず、長野の積極性にかけたベンチの期待に応えた。原監督は「空回りすることもあるけど、きょうは良い方向に出たね」と目を細めた。 いったんはヒーローになり損ねていた。4−4で迎えた8回1死二、三塁で右中間を破る勝ち越しの2点適時二塁打を放ったが、9回に追いつかれて延長戦に突入。「野球は最後まで何が起こるか分からない」と気を引き締め、次の打席で決勝打を打ち直した。 この日の3安打で打率2割8分8厘。1カ月で3分近くも上げた。橋上打撃コーチは「(体が)前に出されなくなってきた。(体重が)軸足に乗っている時間が長くなればボールがよく見える」と分析。打撃に不可欠な「ため」を取り戻したことで、体勢を崩されてボール球に手を出す悪癖が減り、スランプを脱した。 「夏なんで、そろそろ上げないとヤバいでしょ。なんで夏か? 寒いのが嫌なんで」とうそぶく本人のコメントを信じるなら、ますます調子が上向いていくはず。夏本番はこれからだ。 (小林孝一郎) PR情報
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